2017年5月22日月曜日

常総市で「池前アルバ」の植樹祭開催

 以下は茨木放送社長の北島さんからのご報告です:
 前田さん、みなさま。北島です。昨日、常総市のあすなろの里で、池前アルバの植樹祭を行いました。神達市長、ブラジル副総領事、市内に住むブラジル人の家族らが参加してくれました。
 式典のあとは、中平マリコさんの植樹祭コンサートを開催、地元のヨサコイグループがイペー音頭を踊り、盛り上がりました。池前アルバは全員元気です。
  前田註:「池前アルバ」30本の植樹は、4月20日に行われています。
 その様子は下記です:
   http://kirishiman.blogspot.jp/2017/04/30.html
 





2017年5月17日水曜日

屋根の雨漏れ修理

 拙宅は築20年です。屋根から雨漏れが始まり修理中です。雨漏れの原因と今日の修理状況を記録します。修理の職人さんはお一人です。
 雨漏れの原因は玄関上部左右の「谷」に使われていた銅板の穴開きでした。左右2枚の銅板に瓦の溝から水が流れ落ちる部分各7ヶ所のほぼすべてに10円玉大の穴が開いていました。穴開きの原因は、職人さんの見解では瓦のアクだろうとのことですが、桜島の降灰がヤスリの役割をして穴開きを助長したのではないかと思います。
 瓦は淡路瓦ですが、職人さんは八尾に長年住まわれて、淡路瓦になじみがありました。素晴らしいウデの持ち主で幸運でした。
 鹿児島県では島津公由来の仙厳園の建物の瓦が淡路瓦です。施工が、一枚ごとにステンレスの釘や針金で留めるので大変手間がかかります。おまけに拙宅は「平木」を使っていますので、職人さん泣かせです。
  新築当時、銅板が一般的でステンレス板は無かったようですが、今回はステンレス板です。
  「谷」の部分まですべて瓦で施工する技術の開発が必要です。チタン系鋼板もありますが、価格、耐久性などの面で瓦に挑戦してほしいです。
 







今日の仕上げ:雨が降っても大丈夫な状態まで頑張りました。
反対側を翌朝撮影:釘を打てない部分はステンレスの針金で固定
意外と早く、2日で完成(15時頃撮影)
 

2017年5月8日月曜日

愛知県の池前アルバ

 今回は愛知県の東海市です。5本の1m前後の苗を4月26日に発送しました。連休なのに、うまく、いったん鉢植えして頂きましたが、先方のご意志でこの中の2本を地植えすることになりました。当方も嬉しいです。ヒョットしたら、池前アルバの実力を知って頂いた結果ではないのかなと思います。鉢植えは本職さんかも・・・、土の量はこうでなければいけません。ここも試験栽培です。

2017年5月7日日曜日

イペーロッショ・Tabebuia heptaphyllaが初開花

 イペーロッショ(Tabebuia heptaphylla、親木はポルトアレグレ市の風車小屋公園)が初開花しました。昨秋からほぼ毎日着蕾の有無を観察してきたのですが、着蕾を確認できず、自分としては「いきなり開花」(下部)ではないかと思いたいくらいです。5ヶ所の枝先に開花しています。樹高は約5mです。
 2010年12月の播種ですから6年半での開花です。2016年1月25日の零下9.1℃では一部の枝先で数センチの枯れ下がりがありましたが、2017年1月25日の零下5.4℃は蕾も無傷で乗り切ったことになります。
 前田農園では佐々木ロッショ(Tabebuia impetiginosa)が12月に開花したことがありますが、耐寒性が弱く毎年根元まで枯れ下がって、ひこばえで復活している状態です。
 



親木:

参考資料: 
「風車小屋ロッショの盆栽仕立てと、2016年1月25日の寒傷みの記録」クリック 

「いきなり開花」に関する(註):
 「花芽分化の時期に関する件ですが、1つだけT.roseaは春、芽が動き出すと同時に、花芽形成を行い、いきなり開花して参ります。Tabebuiaの中では熱帯型で、1シーズンのどこででも花芽形成・開花ができる「種」だから、ありうるのではと推察しています。」からとった新語。



-

2017年5月3日水曜日

タベブイア・アルバが開花

 タベブイア・アルバ(SC131209-白:クリチーバ サンタ・カンジダ)の初開花です。2014年5月播種ですので、丁度3年目の開花です。樹高2.5mです。
 花房は「池前アルバ」(前のブログに写真)に比べてやや散開状です。一房の花の数は50輪くらいです。比較すると「池前アルバ」の160輪のすごさが判ります。


  2016年1月25日未明の零下9.1℃の寒害調査結果:
 データはウソをつきません。寒害ゼロの「池前アルバ」や「RT」に続いて被害の少なかった下表のNo.5「SC131209-白」が開花したのです。

2017年4月28日金曜日

「池前アルバ」が満開

 4月28日撮影です。開花時期が例年より2週間以上遅いです。
  この一房で、160輪以上あります。



メモ:
「T.alba山本・”葉”」は、Hさんが前田さんから導入されたT.albaの中の1本です。ですから、「池前アルバ」の中の1本と言うことになりましょう。

今回Y市で見たTAの集団は、遺伝的には大変なヘテロの集団でした。まるで電信柱のようにGA(ジベレリン)を出しまくって、唯ひたすら上へ上へと伸び上がっていく立性のものから(集団の大部分はこれ~これに近かった)、「T.alba山本・”葉”」のように小さいうちから分枝(花芽分化)し、着蕾・開花してくるFLG(フロリゲン)傾斜型まで、幅広い変異がありました。その意味では、「池前アルバ」の親木(原木)は、遺伝的に大変ヘテロな遺伝子型の個体だった、ということになります。

どころでGA出しまくり型は、FLG型に対して遺伝的に優性だとされています。これを裏返せば、FLG型に傾斜しかかった劣性の素材同士を掛合わせると、劣性ホモ~これに近いものが、ジャンジャン出てくることになります。私は「T.alba山本・”葉”」が劣性の極致だとは考えていません。もっと上があるのではないか、と思っているのですが、とにかく現時点で最高の遺伝子型の持ち主は「T.alba山本・”葉”」と「小出TA-H53」(この個体は着蕾していないので、この春は交配に使いようがない)の2つです。

またHさんのところには、これら2つに準じる個体がありました。この準じる個体(出来れば複数)に、「T.alba山本・”葉”」の花粉をかけて下さいとお願いしてきたのは、このような交配をすると、劣性ホモに近い領域の実生が、理屈の上ではジャンジャンでてくるからです。

Y市の皆さんが熱心にイペーに取り組んでくださったお蔭で、アルバのこの実態を見極めることが出来ました。本当に有難いことで、幾ら感謝しても感謝しきれません。そしてもう一押しすれば、稚樹開花ないし若年開花するTAがどんどん出て来ます。Hさん、どうか宜しくお願い致します。究極のゴールは、もう直ぐそこに見えています。

なお、「H-TC」との種間交雑が旨く結び付けば、別の意味で極めて有望な展開がある――私はそう確信しています。

2017年4月24日月曜日

常総市でイペー30本を植樹

  北関東でイペーの植栽試験が始まりました。常総市の神達岳志市長のご発想です。
 この「イペープロジェクト」には、2015年の鬼怒川決壊の災害復旧に立ち向かう市民のシンボルとして「幸福の黄色いハンカチ」ならぬ「幸福の黄色い花」として、又、市内に在住の多数のブラジル人の皆様の望郷の縁(よすが)になればとの願いが込められています。

  2017年4月21日付 日本農業新聞 




「池前アルバ」の初開花

  「池前アルバ」が開花し始めました。一房で160輪以上あります。          
  2017年4月24日撮影












2017年4月20日木曜日

「池前アルバ」の蕾

 今日、雨の中で撮影した「池前アルバ」の蕾です。今までに写真でも見たことがないくらい多くの蕾をつけています。下の2枚の写真から読み取ったのですが、ひと房で160個以上はあります。
 今年は異常気象でイペーの開花が2週間以上遅いです。「池前アルバ」の蕾も膨らむ速度が大変遅く、開花迄あと5日以上はかかりそうです。
4月20日撮影



上と同じ蕾・3月25日撮影

同じ木の別な枝の蕾・4月20日撮影










2017年4月19日水曜日

16,150円のミヤマキリシマ

 昨日、ヤフオクで競り落としました。送料込みで16,150円です。どうしても欲しかった「由布錦」です。樹高は10cmです。



2017年4月16日日曜日

常総市向けイペーの出荷準備完了

 約1年前に企画がスタートし、詳細打ち合わせのうえ進めてきた作戦が実行段階に入りました。明日の出荷に合わせて今日の午後、30本の掘りあげと荷造りを完了しました。樹種は全て「池前アルバ」です。
 3mもの10本は、1年弱前の根廻しが成功して細根が多数出ており、完璧な状態で移植可能です。1mものと30cmもの各10本は挿し根で、これらも無難に活着すると思います。
梱包の方法(3mもの):
 稲藁を30束3日間水に浸ける。これを5本一束にしたイペーの根に麻布で巻き付ける。その上から麻ロープでぐルグル巻きにして締め上げる。これをさらにビニールシートでグルグル巻きにする。



 

  



単位℃
常  総  市 霧島市牧の原
4月最高最低最高最低
620.69.616.713
721.914.417.715.7
815.612.318.615
915.27.917.114.6
10164.515.811.8
1111.73.216.510
1220.46.618.78.9
1317.85.620.18
14224.219.86.1
1523.96.923.310.2
1626.8719.615.8



2017年4月9日日曜日

第3圃場のイペーの植え替え

 昨日は雨、明日も雨の予報で第3圃場の植え替えを猛烈な速度でやりました。昨年4月に育苗トレーから移植したもので、最低気温零下5.4℃に耐えられず、根元まで枯れ下がったイペーとジャカランダ14種類、合計196本を引き抜き、期待できる樹種に植え替えます。1年で樹高が1~2mに伸びますので、枯れ木とはいえ根が頑丈で引き抜きに大変な苦労をします。今やらないとひこばえでダメ木が復活して植え替えが出来なくなります。
   松村さんの記念写真が枯れ木の最後の風景になりました。
 

   
   右側の畝に「池前アルバ」を150本、左側の畝にイタイオポリス50本を植えた。








松村さんご来宅

 4月5日、サンパウロ在住の松村さん(前ブラジル鹿児島県人会会長、植物の専門家)がお忙しい時間を割いて来宅されました。前田農園の視察が目的です。

2017年4月5日水曜日

カンボジアのシムリアップ遺跡群訪問の旅

 2017年3月30日から4月3日迄5日間をかけて標記の旅をしました。3日間をフルに使って遺跡群を訪問しましたが、充分過ぎました。観光としては2日間で充分と思います。

2017年3月25日土曜日

「池前アルバ」に着蕾

 雨の中を巡回中に「池前アルバ」の1本(樹高3m)の主幹の頂芽部分に3房、側枝先端に5房の着蕾(写真)を確認しました。ほぼ毎日巡回して着蕾の有無を観察してきましたが、ある程度蕾が大きくなった今日、やっと確認できました。房の数はもっと増えるかもしれません。1房が多数の花に展開します。
 この木は2012年11月17日に播種して、常総市に移植するために2016年6月5~11日に24本を根廻しした中の1本です。移植の決断時期が遅く、従って根廻しの時期が遅かったために12本はうまく活着したのですが12本は枯れ下がり、根元を30~50cm残して切断し、全てひこばえで再生しています。
 根廻し(移植)をした年に着蕾するとは強靭な樹勢です。昨年1本が着蕾して零下9.1℃に耐えていますので「池前アルバ」の着蕾は2回目ということになります。昨冬の最低気温は零下5.4℃で耐寒試験になりませんでした。


-